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採用情報

当センターへ就職を考える方へのセンター長からのメッセージ

センタ-長 小林 繁樹
センタ-長 小林 繁樹
 千葉療護センタ-は、自動車事故により脳に重大な損傷を受けて後遺症を持った患者さんを専門に治療する病院です。入院患者さんの中には、スタッフからみて、患者さんが周囲のことを認識していることを確認できない状態から、不自由でも何らかの方法で周囲とのコミュニケ-ションがとれる状態まで、様々なレベルの患者さんが入院しています。当センタ-の職員は、以下に述べる3つの力が必要だと思います。
 1)意思の表現が全くできなかったり、十分にできない患者さんの立場に立って考えられる優しさと思いやりがあること。
 2)脳の解剖、生理を基礎に脳の障害を正しく理解して、鋭い観察眼で患者さんの状態を観察、評価して、患者さんが安全に過ごせ、機能改善が図れるように援助すること。
 3)障害を持つ患者さんの社会的環境をよく知って、このような患者さんが社会の中でより有意義に生活ができるように関心を持つことです。
 しかし、このような力は、当センタ-の職員のすべてが最初から持っているわけではなく、患者さんの治療・看護を通して、一緒に悩み考えていく中で、だんだんと形成されていくものだと思っています。
 日常の業務の中で常に疑問をもって、その解決に努力する人と一緒に仕事をしたいと思っています。

当センターへ就職を考える方への看護部長からのメッセージ

看護部長 岸部 友美
「寄り添う看護」
           
  千葉療護センター看護部では、プライマリーナーシングをおこなっており、入院から退院までの患者さんへのケアを、退院後の生活も視野にいれ、ご家族と相談しながらチームで実施していきます。私達は患者さんに寄り添い、患者さん個々の『持てる力』を活かせるよう、働きかけています。
 ケアの実践は、ナイチンゲールの思想を基盤にしたKOMIケア理論で展開し始めたところです。それにより、問題点思考ではなく、人間に本来備わっている回復のメカニズムや患者さんの持てる力に着目したプラスの発想でケアを展開し、統一した看護を提供していきます。
 重度の後遺症で長期間の入院生活を過ごし、自分の環境を整えることのできない患者さんにとって、その様子を注意深く観察すること、周囲に変化を創り出し五感に働きかけることが大切です。
 共に働く看護師は、健康で誠実で、探究心・向上心を持って努力できる方を希望します。
 様々なことを体験し考える事で感性を磨き、一緒に成長していきましょう。
自動車事故対策機構
千葉療護センター
〒261-0012
 千葉県千葉市美浜区
磯辺3丁目30番1号
TEL.043-277-0061
FAX.043-277-2259

自動車事故による、脳損傷で重度の神経症状を後遺した慢性期の患者さんを専門に治療する病院です。


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