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アクセシビリティへの挑戦②~残存機能評価とスイッチ選定~

アクセシビリティへの挑戦②~残存機能評価とスイッチ選定~

当センターの患者さんの中には、麻痺・痙縮等の影響により、残存する上肢機能では、ipadの画面を直接触れてタッチ・スワイプといった繊細な操作が困難な方がいます。
リハビリテーション科では、そのような方に対して、ipadのアクセシビリティ機能を活用し、コミュニケーションの代替手段や日中の楽しみに繋げられるような工夫を、日々模索しながら行っています。
ここで重要となることは、その方の残存機能を適切に評価し、使用できそうなスイッチの選定・環境の設定等を常に心掛けて関わるということです。
当センターには既製品・自作品と、様々な種類のスイッチがございます。弱い力で押せる接点式スイッチ以外にも、視線・瞬き・空気圧・歪みを感知するセンサーまで多種多様です。
残存機能評価とスイッチ選定を組み合わせることが不可欠で、日々勉強しながら取り組んでいます。

自動車事故対策機構
千葉療護センター
〒261-0012
 千葉県千葉市美浜区
磯辺3丁目30番1号
TEL.043-277-0061
FAX.043-277-2259

自動車事故による、脳損傷で重度の神経症状を後遺した慢性期の患者さんを専門に治療する病院です。


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